こんにちは。
子なし妻のすーです。
生産性なく毎日を過ごしています。
毎月読んだ本を公開し、おすすめ本を紹介しています。
2023年11月は13冊の本を読みました。
こちらの全13冊です。
その中で読んでよかった☆4と☆5の本を紹介します。
- 1.「仕事も家庭もうまくいく!共働きのすごい対話術」あつたゆか著
- 2.「パソコン仕事術」井上真大著
- 3.「『文章術のベストセラー100冊』のポイントを1冊にまとめてみた。」藤吉豊著
- 4.「男子にはわからない女の子だけの楽しみ」JunJun著
- 5.「無人島のふたり」山本文緒著
1.「仕事も家庭もうまくいく!共働きのすごい対話術」あつたゆか著
共働きが増えている時代、多くの人が「仕事と家庭の両立」に悩んでいます。
それを解決するカギが、「対話」。
この本は、夫婦ふたりで協力して理想のライフとキャリアを実現するための、「対話のしかた」を教えてくれる本です。
私が特に参考になったのは、3つ。
①疑問形は非難に聞こえるので、要注意
「どうしてこんなに遅く帰ってくるの?」と言われると、言っている方は責めているつもりはなくても、言われる方は非難に聞こえるというのは納得。
今まで何も考えもせずに疑問系で気持ちを伝えていました。
これからは言い方を気をつけてみようと思いました。
先ほどの言い方を直すとしたら
「最近帰ってくるのが遅い事情があったら教えてほしいな。」
となるようです。
②怒りではなく、「一次感情」を伝える
怒りは一次感情ではなく、「悲しい」「寂しい」「辛い」などのネガティブな感情の後に出てくる二次感情。
確かに怒りの感情を深堀りしていくと、別の感情にたどり着きます。
「なんで私ばかり料理しないといけないわけ!?」という怒りは二次感情。
一次感情は「仕事も忙しいのに、家事の負担が大きくて辛い」という「辛さ」。
いきなり二次感情を伝えるより一次感情を伝えたほうがうまくいくということです。
③自責でも他責でもなく、「無責思考」
責任の所在を追求しても問題は解決しない。
誰も悪くないという視点で対話することが大事。
責任の所在を話し合うのではなく、問題を解決するための仕組みを考える。
この考え方、以前読んだ「否定しない習慣」という本にも書かれていたものと同じだと思いました。
「否定しない習慣」では、「相手を責めるという選択肢はキッパリ捨てる」と書かれていました。
この考え方は、家庭でも職場でも使えるものなんですね。
問題が起きたときに「誰が」やったのかに目が向かいがちですが、「どうしてこうなったのか」「どうすれば問題が起きなくなるのか」を客観的な視点を持つことが大事な気がします。
共働きでなくとも、夫婦でなくても、誰かと生活するときには読んでおいて間違いない本です。
2.「パソコン仕事術」井上真大著
パソコンにかかわる効率化のノウハウをわかりやすく説明してくれている本です。
私は、毎日のように仕事でパソコンを使っていますが、パソコンの勉強はしたことがありません。
そんな私のようなパソコン初心者の方には役立つと思います。
初心者でないなら読んでも得られることはないかも…。
3.「『文章術のベストセラー100冊』のポイントを1冊にまとめてみた。」藤吉豊著
タイトルの通り、文章の書き方の本、100冊を読んで、書かれていたポイントを大事な順にランキングにしている本です。
特に参考になったのは3つ。
①漢字とひらがなのバランスは、漢字2〜3割、ひらがな7〜8割が読みやすい
漢字があっても、ひらがなにしたほうがいい場合もあると書かれていました。
特にこういったブログは、スマホで見る人が多いので、ひらがな多めのほうがいいんでしょうね。
ひらがなにしたほうがいい言葉 一部抜粋
事→こと
物→もの
時→とき
所→ところ
位→くらい
是非→ぜひ
段々→だんだん
等→など
程→ほど
人達→人たち
出来る→できる
有る→ある
無い→ない
②段落はこまめに変える
ブログやSNSで文章を書く場合、2〜3行が1つの段落の目安。
段落と段落の間には空行を入れるといいそうです。
③「は」と「が」を使い分ける
「は」はすでに分かっていること、
「が」は分かっていないこと
に使う。
例)あるところにおじいさんとおばあさんがいました。(初めて出てきて、分かっていない)
おじいさんは山へしばかりに…(2回目に出てきて、分かっていること)
私も文章を書いていて(主にこのブログ)、「てにをは」などの助詞のどれを使えばいいかわからなくなることがよくあります。
特に「は」と「が」!!
この使い分けがはっきり書いてあって勉強になりました。
4.「男子にはわからない女の子だけの楽しみ」JunJun著
かわいくなるためのHowto本。
心がけから具体的なことまで書かれていて、取り入れやすかったです。
●心がけ
・憧れの芸能人がいるのであれば、その「可愛さ」「きれいさ」を作っている要素を分解してみる。
その中から1つ1つ吟味して、取り入れられそうなものを取り入れる。
・自分の顔を構成している各パーツを鏡でよく観察。似ているモデルさんや女優さんを見つけて、その人のメイクを分析する。
●スキンケア
・毛穴は全て下に向かって開いている。洗顔は、細かい小鼻やほうれい線の溝など、「下から上に手を動かす」ときれいに落ちる。
・変顔をしながら洗うといい。鼻の下は伸ばして洗う。下から上にくるくるしまくる。小さなブツブツがある人は、油分が多いので、余分な油分が落とせるこの洗顔方法が効く。
・化粧水も洗顔と同様に下から上へつける。
●メイク
・顔の中は「丸み」を意識して描く。
・眉の今の主流はその人が持っている眉毛そのまま。
・ほうれい線、目尻のシワ、まぶたの溝にはファンデを塗らない。余ったファンデをなじませるくらいでちょうどいい。
・眉、マスカラ、アイライナーに使うのは、ブラウンかブラック。グレーはくすむ。
・奥二重の場合は、アイメイクをしない。まつげは上げすぎない。眉はコームでとかすぐらい。その代わりに力を注ぐのは肌。
・幸うす顔には、赤みチーク。眉はコームで整えれば○
著者のJunJunの写真が所々に登場するのですが、ギャル男(死語!?)っぽいです。
この本の美に対する真剣さとの著者のゆるさにギャップを感じられて、そこもまたよかったです。
楽しみながら、自分磨きしたい人に読んで欲しい本です。
5.「無人島のふたり」山本文緒著
「無人島のふたり」 #読了
— すー (@8Suu4) 2023年11月22日
山本文緒さんがガンで亡くなるまでの日記。
本人は闘病記ではなく、逃病記だと称していたが、病気、家族、仕事、自分の気持ちに充分向き合っているように感じた。
死の直前まで「書きたい」と書かれていて、この人にとっては仕事でなくても、書くこと=生きることなんだな~
ガンを宣告されて、孤独になった夫との2人の暮らしをタイトルの「無人島のふたり」と表しています。
以前読んだ「自転しながら公転する」というタイトルも魅力的でしたが、「無人島のふたり」も本の内容をよく表していて、とても素敵なタイトルだな~と思いました。
暗くなりそうな話ですが、日常が淡々とつづられていて、読んだ後にそんなに暗い気持ちにはなりませんでした。
かといって、無理に明るい文章というわけではないところがよかったです。
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ほとんどの本は図書館で借りて読んでいます。
そんな図書館のメリットはこの記事で語っています。