おだやかに暮らす

子なし妻のなにも産まないブログ

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【2022年版】 読んでよかった本 ベスト5~167冊からの選りすぐり~

こんにちは。
子なし妻のすーです。
生産性なく毎日を過ごしています。

 

今回は私が2022年中に読んでよかった、心に残った本を紹介します。

2022年は現時点(2022.12.18)で167冊読んでいます。

その中から5冊に絞って紹介します。

本の内容、どんな人におすすめする本かを書いていきます。

 

 

 

ベスト5 「馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。」藤森かよ子著

衝撃的なタイトルなので、アラフォーになって図太くなった私でも、図書館で借りるのを少し躊躇しました。

でも、諦めずに借りてよかった本!

 

「私は馬鹿ブス貧乏じゃないからな」と思っても、一般的に言われる、馬鹿ブス貧乏ではないので、ほぼ皆さんに当てはまると思います。

馬鹿は「一を聞いて一を知るのが精一杯の人」、

ブスは「顔やスタイルを売りにして食べていけない人」、

貧乏は「賃金労働をしなければ食べていけない人」と定義されています。

 

世の中の自己啓発本は小難しいことが書いてあり、著者は自分と違って能力が高いからな~、私は出来ないや・・・と本を閉じてしまいがちですが、この本は馬鹿ブス貧乏でも実現可能なことが書かれています

そして、世の中の本当(裏)を綺麗事なしで書いてあり、それを説明するにあたっての参考文献もたくさん示してくれています。
それだけで終わりではなく、世の中の本当への対応策も愛情深く書かれています。

 

例えば・・・
・普通のブスはきれいになることを目標にするのではなく、「見やすい」自分になることを目標にすべき
・結婚相手に求める条件で絶対なのは国語能力
等…

 

この本は青春期、中年期、壮年期という3部構成になっています。

私は青春期はもう過ぎてしまいましたが、青春期の部分を読んで、青春期を過ごした中で私がおぼろげに感じたことが文章にされていて、驚きました。

ということは、中年期、壮年期も同じように思うはず。

この本を読んでおけば、予習しておけるので、後悔が少なくなると思いました。

 

できれば、もっと早くに出会いたかった!

でも、今さら言っても仕方ないので、中年期、壮年期を熟読しようと思いますっ!!

10代、20代の人におすすめしたい本です。 

 

 

ベスト4 「自分の意見で生きていこう」ちきりん著

この本は「自分のアタマで考えよう」「マーケット感覚を身につけよう」「自分の時間を取り戻そう」の続編で、最終巻に当たります。

今までの3冊と同様に現代に生きる人が身につけるべきスキルについて書かれています。

 

この本で学べるスキルは「正解のない問題」に意見を表明するためのスキルです。

・世の中のあらゆる問題には「正解のある問題」と「正解のない問題」がある。

・「正解のない問題」に対して、自分で考え抜いて意見を表明することによって、自分オリジナルの人生が生きられる。

・意見を明確化するための方法(情報収集方法等)

が書かれています。

 

この本で、一番心に響いたのは、

「リスクをとりたくないからといって、自分の意見を明確にしないのは、一歩も進めないまま年齢を重ねていくいう選択肢を選んだということ。むしろリスクが高い。」

という箇所。

私は優柔不断で、決めることが出来ないのは決める時期じゃないから・・・と決断を先延ばしにする傾向がありました。

だけど、決めなかったんじゃなくて、よく考えないで現状維持を選んだんだということ。

そんな意識なかったのに・・・。

それが積み重なると大きな違いになるなと怖くなりました。

 

少しずつですが、こうやってブログに自分の意見を書いたり、日記に考えていることをつづったり、自分の意見を表明する練習をしていこうと思います。

 

私のように今まで何となく生きてきたけれど、自分の人生を生きていきたいと思っている人に読んで欲しい本です。

 

 

ベスト3 「きみはだれかのどうでもいい人」伊藤朱里著

県税事務所に勤める年齢も立場も異なる4人の女性たちの視点で描かれる小説です。
私も同じような仕事をしているからか人間関係や仕事に対するモチベーション等、共感ばかりでした。

 

それぞれの章ごとに主人公が入れ替わるんですが、みんなの気持ちがわかります。

根っから悪い人なんていないんですよね。

一面だけ切り取ると「なぜそういう行動をしたの?」と思えることも、その人の気持ちになって全部見れば理解できるんです。 

SNS で一面だけ見て、寄ってたかって誹謗中傷している人への警鐘、またそれを見て何も言わない人への警鐘かもしれません。

 

「きみはだれかのどうでもいい人」ということは「きみはだれかの大切な人」ということ。

そうやって想像することが大事だと考えされられました。
そして、その時の気分に流されている他人に大事な自分を傷つけられる筋合いはない、今の時代、適度に発散しつつ自分の身を守る力が一番大事なのかも、と感じました。

 

この世の中、生きづらいな~と思っている人におすすめの本です。

 

 

ベスト2 小説8050 林真理子

今問題になっている8050の問題を題材にした小説です。

 

歯科医の父、従順な妻、優秀な娘がいる平均以上の家庭。

しかし、その家庭には7年間引きこもっている息子がいます。

その息子がいるがために、娘の結婚等が問題になってきて、、、と家族がどうなっていくかが描かれています。

 

私たちの学生時代もいじめや就職氷河期等による不登校、ひきこもりが身近にあり、誰にでも起こると認識してはいます。

でも、それは一時的なもので、そんなに長くひきこもりをしたり、家族がさせ続けたりするかな?と思っていました。

しかし、この小説を読んで、普通の家庭でも8050問題になることはあるなと感じました。

小説としても面白いし、社会問題を知る意味でもおすすめの本です。

 

ラストは最初の一見すると完璧な家庭より悪い状態になっているけど、中身はそれぞれ自立した存在で、お互いを思い合って信頼してる関係になっていて清々しい結末でした。

 

 

ベスト1 「非色」 有吉佐和子

戦後黒人兵と結婚し、幼い子を連れてニューヨークに渡った日本人女性が主人公の小説です。

主人公を通してアメリカの人種問題が描かれています。


日本は島国なので、こういう差別が身近に感じられず理解しづらいので、この小説は人種差別を理解する上でとても勉強になりました。
差別する側、される側、無意識の差別がひとりの人の中に含まれていて、複雑でなかなかなくせなくて、、というのが人種差別の学術的な本を読むより感覚的に理解できます。

 

また、主人公の女性の若くて型破りで無鉄砲な人生が読み進めていくにつれ、どっしりと現実に根を下ろしながらも力強く生きていく人生になっていくところも読み応えがあります。

 

人種差別について学ぶことができますし、女性がパワフルに生きていく話が好きな人にもおすすめです。

 

 

2021年版も読んでいただけるとうれしいです。

 

odayakaniikiru.hatenablog.com

 

読んだ本はブクログというオンラインサイトに登録して、整理しています。
感想や評価が入れられてとても便利ですよ。
https://booklog.jp/users/8suu4
ほとんどの本は図書館で借りて読んでいます。
そんな図書館のメリットはこの記事で語っています。

 

odayakaniikiru.hatenablog.com

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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