おだやかに暮らす

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2023年9月に読んだ本は14冊。おすすめを紹介します〜


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こんにちは。
子なし妻のすーです。
生産性なく毎日を過ごしています。

 

毎月読んだ本を公開し、おすすめ本を紹介しています。

 

2023年9月は14冊の本を読みました。

こちらの全14冊です。




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その中で読んでよかった☆4と☆5の本を紹介します。

 

 

 

 

1.「超ミニマル主義」四角大輔著

大切なモノに集中して、その分出来た余裕で人生を楽しむための方法を説いた本。

物質的なミニマリズムだけでなく、精神的なミニマリズムについても書かれています。

 

参考になった箇所をいくつか抜粋

・装備選別ルール:軽さ、コンパクトさ、マルチ機能、パッカブル、耐久性、イージーケア、お気に入りのデザイン、エシカルサステナブル
・防寒は軽量ダウン+レインジャケット+ウィンドブレーカーでどこでも行ける
・夕方から就寝まではゆっくり過ごすだけでなく、好きなことをした方が脳の疲れがとれる(休日も同じ。疲れやすい人は、土日ずっとゆっくり過ごすのではなく、日曜日のPMのみゆっくり過ごすといい)
・午前中は集中力がある時間帯なので、1人で集中する作業。

午後は足を使うタスク、コミュニケーション能力が必要となる作業(会議、電話業務)。
・毎月の3連休(ほぼ毎月祝日がある)、季節ごとの4連休(3連休+有休)、年に1回の9連休(GW、シルバーウィーク、正月休み+有休)でしっかり休む

 

そして、最後の方は人の目を気にせず、我が道を突き進めば道は開けるみたいな内容が実体験を含めて書かれていました。

私もこの位突き抜けたいなぁ。

 

 

2.「二十四の瞳壺井栄

瀬戸内の海辺の田舎町を舞台に若い女性教師と12人の教え子たちの戦前〜戦後の激動の人生を描いた作品。


主人公の大石先生の目から見た戦争が描かれていて、一般市民の、特に女性、妻、母からみた戦争ってこういう感じだったんだと感じることができました。

戦争を知らない、若い世代の人に読んでみてもらいたいな~。


戦争中の、貧乏だったり、家族が戦死したりと辛い話だが、なぜか読んだあと晴れ晴れした気持ちになります。
大石先生や教え子たちの、敗戦しても生きていくしかないんだというあっけらかんとした気持ちがそうさせるのかもしれないな〜。

 

 

3.「火のないところに煙は」芦沢央著

怪談とミステリーが一体化した小説。
怪談としてぞわぞわしながら、謎解きも楽しめる一冊で2度おもしろさがあります。
個人的には一話目の「染み」が面白かったです。
読み始めたときは気がつきませんでしたが、本の装丁の染みもよく見ると本の内容そのままになっていて鳥肌がたちました*1

 

 

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*1:+_+

2023年8月に読んだ本は19冊。おすすめを紹介します〜


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こんにちは。
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2023年8月は19冊の本を読みました。

こちらの全19冊です。


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その中で読んでよかった☆4と☆5の本を紹介します。

 

 

 

 

1.「父ではありませんが 第三者として考える」武田砂鉄 著

タイトルの通り、父ではない著者が第三者の目線で子どもを持つこと、少子化、母親の重圧等について書いている本です。

 

 

子どもがいることが普通で、子どもがいないとなぜなんだろうと思われる日本社会。
子どもがいないと子ども関連のことを発言しても、「知らないくせに」と思われる。

しかし、当事者、第三者…いずれの立場からも意見を言ってもいいし、その方が多角的に見られるし、解決するのではないかということで書かれた本です。

 

私も子どもがいないので、共感の嵐でした。

日頃モヤモヤしていたことが言語化されているんですよね。
特に「子どもが泣いている」という章の子どもへの接し方が分からないし、接しているのを周りから見られて慣れていないなと思われるのも嫌、というのはうなずき過ぎてしまいました。


子なしの人は日頃モヤモヤしていることが言語化されていてスッキリするし、子ありの人も第三者から見るとこういう考えもあるんだと知ってもらうためにも読んでほしい本です

 

 

2.「ザリガニの鳴くところ」ディーリア・オーエンズ 著

殺人事件の犯人を追うミステリーと、犯人と疑われる少女(主人公・カイア)の成長物語、恋愛物語です。


500ページ越えの小説ですが、ミステリーと成長物語で交互に話が進むため、単調にならずに楽しめます。


カイアは、小さい頃に両親や兄弟に捨てられてしまい、一人で人里離れた自然あふれる湿地に野生児のように住んでいます。

人と違った生き方をしているせいで、何もしていないのに「湿地の少女」と呼ばれ、近所の人に蔑まれていました。

 

しかし、カイアは繊細な心も持っていて、カイアと関わった人はついつい応援してしまう魅力のあふれる女性なんです。

私もカイアを応援している叔母さんのような気持ちになりました。

 

著者は動物学者なので、自然や動植物に対する描写がリアルで美しくてそれも読み応えがありました。

 

カイアの人生も、殺人事件も最後までどうなるかわからずハラハラドキドキしながら楽しめます。

 

 

3.「否定しない習慣」林健太郎

私は、「否定」というと、怒ったり、反対意見を言ったりすることを指すと思っていました。

しかし、相手の話を聞かない、奪って自分の話をする、目を合わさないも含まれるとい書かれています。

私、めっちゃ当てはまってるかもとドキッとしました。

この本を読んだ方がいいのは私のような否定している自覚がないけれど、否定してしまっている人だと思います。


一番心に響いたのは、「相手を責めるという行動の選択肢はきっぱり捨てる」というところです。
「どうすればできるかなどを一緒に考えた方が建設的だし、 双方のためになる」というのに納得。
ただ納得するのと 実際に行動するのは違うので折に触れて「責める選択肢は捨てる」ということを思い出したいです。

 

 

4.「池上彰の世界の見方 中国〜巨龍に振り回される世界〜」池上彰

最近の中国の日本産水産物の輸入停止措置など中国関連のニュースが身近にあふれてますよね。

基本的なことや歴史的な背景が分からないと、最近のニュースも深く理解できないことがあります。

 

この本は池上彰さんのわかりやすい解説で、そういった基本的なこと、歴史的な背景を説明した上で、最近のニュースを解説してくれているので、深く理解できます。


例えば、香港、マカオは両方植民地だったのに、なぜ台湾だけ民主化運動が盛んなのか?や、
新疆ウイグル自治区の人たちが迫害されている理由等、何となく知っている問題がしっかり頭の中で整理されます。

 

この本はシリーズになっていて、中国以外の国も出ているので、少しずつ読んでいきたいです。

次はロシアを読みたいな。

 

 

 

5.「60代からの疲れない家事」本間麻子著

タイトルに「60代からの・・・」とある通り、家事がちょっと大変になってきた年代、少しずつモノを整理し始めたい年代の方向けの家事を楽にするための本です。

自分も高齢の親にすすめました。

といいつつ、自分にも参考になる点がたくさん。
家事に対する心構え、洗濯、料理…と分野別になっていてわかりやすかったです。

 

参考になることが何個か。
・カレーに粉寒天を入れると保存も洗い物もラク。水600mlに対して粉寒天4g。常温になるとゼリー状に。こびりつきも予防できる。
・細長い麦茶ポットは洗いにくい。高さのない寸胴型に。一度に作れる量は少な目なので、濃い目に作って飲む時に薄めるといい。

 

 

6.「自転しながら公転する」山本文緒

結婚適齢期アラサー女性の恋愛小説。
タイトルの「自転しながら公転する」というのは、主人公が悩んでいる様を表現しています。

アラサーの頃って、自分はずっと同じにいるよう感じるけれど、少しずつ経験を重ねて成長しているんですよね。

あとから客観的に考えると分かるんですが、そのときは本当に辛いし、真剣なんですよね。

自分のその時代のことが思い出されて心が痛くなりました。


この小説で、一番気に入ったのは、温泉旅行中に主人公の都が恋人の貫一に悩んでいる気持ちを伝えるところです。
「結果がどうあれ前へ進みたくて提案しているんじゃん。不安や悩みをなくしたいんじゃなくて、種類を変えたくて言ってるんだよ!」
都の覚悟が見えて気持ちいい!!

 

 


続きが気になって、寝る間を惜しんで夢中で読める小説って久しぶりでした。

 

 

7.「山椒太夫高瀬舟森鴎外

昔の名作文学作品を読んだりもしています。

森鴎外は初めて。

短編がいくつか入っていました。

どれも案外読みやすくて、内容もおもしろかったです。


特に「高瀬舟」は、現代の話なんじゃないかと思うような話でした。

どれだけお金を持っていても足りないという人間の気持ち対する問い、安楽死は是が非かという話。

1916年、100年前の作品らしいです。

時代は変わっても哲学的な問題は変わらずにあるのだなぁと思いました。

 

 

 

 8.「疲れないが毎日続く!休み方マネジメント」菅原洋平 著

働きながら脳にとっていい習慣を身につけるための本です。

 

 

睡眠の他にも、疲れないための時間の使い方や場所の使い方も書かれていました。

 

何だか仕事の効率が上がらない、疲れるという人におすすめの本です。

 

 

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2023年7月に読んだ本は16冊。おすすめを紹介します〜


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2023年7月は16冊の本を読みました。

こちらの全16冊です。


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その中で読んでよかった☆4と☆5の本を紹介します。

 

 

 

 

1.「傲慢と善良」辻村深月

いい意味で、序盤からはこんなラストになると思わないような展開の物語でした。

 

前半は、婚活してようやく婚約した相手が失踪してしまうという話です。

いつもの辻村深月さんらしい、誰にでも心当たりのあるような心の内を深く観察して目の前に晒すような話でこちらも苦しくなります。

(そこがおもしろいんですけど😉)

婚活をしている人の傲慢さと善良さが一人の人に同居しているということが描かれています。

 

しかし、最後は前半のドロドロをすっかり打ち消してしまうキラキラの恋愛小説でした!

知り合ったおばあちゃんのある一言で恋愛小説だったんだ!と気づき、びっくりしました。

 

心の中もしっかり描かれている恋愛小説が読みたい方におすすめの小説です。
 

 

2.「愛のエネルギー家事 すてきメモ303選」加茂谷真紀著

年上の女性から温かい言葉で、

「無理して家事をやる必要はないよ〜」

「ゆっくり休んだらは楽しんでやろうね!」

ということが書かれている本です。

 

特に気に入ったメモを厳選◎

・お茶は心をこめて
心をこめていれるとおいしくなる。

機械的にいれると無味。


・簡単な料理に愛を
料理に時間をかけたい日はかければいいし、かけたくない日はかけなくていい。

品数が少なくても、おにぎり一つ、お味噌汁ひとつに愛をこめる。


・どういう存在でありたいか
人間関係で悩んだとき、難しい選択を迫られたとき、「do」(何をするか)ではなく、「be」(どういう存在でありたいか)で考えると答えが出るかもしれません。

 

家事や育児をなんとなくこなしている方、最近優しい言葉をかけられていない人におすすめの本です。

 

 

3.「話すことを話す」キム・ハナ著

「女ふたり、暮らしています」の著者の一人である、キム・ハナさんの本です。

「女ふたり…」も好きだったんですが、2冊目を読んで改めてキムさんの考え方が好きだな〜と再確認しました。

 

この本は話し方の本ですが、大勢の人の前に立って話すための本というよりはお互いに愛情を持って対話するための本に感じました。


話すための道具としてマインドマップが紹介されていました。

さらっと記録でき、ひと目で見やすい、作ると頭が整理されると書かれていて、私も話すときに使ってみようと思いました。

話すことに限らず、新しい女性の考えを知るのにおすすめの本です。

 

 

4.「日経ウーマン 2023.6」

・小掃除…生活習慣と小掃除をセットにして何かしたついでに掃除、やってみたい!
忙しくても心地よい暮らしに。

・賢いSNS生活…note執筆者のアドバイスは、太字だけでも読んでもわかるように書く。
トップ画像はこだわり抜く。

・疲れない休日のマイルール…人と一緒に過ごすときに疲れないコツが参考になった。(友人との旅行でも部屋は別々、フリータイム設ける。)
 

 

 

5.「限りある時間の使い方」オリバー・バークマン著

この本は、よくある時間をコントロールしようとするタイムマネジメント本と異なり、時間はコントロールできない、時間はかかるだけかかると腹をくくった上で時間の使い方を有意義にしようと提案している本です。


この、「何もかもはできない、無理に急ごうとしないで時間はかかるだけかかると思おう」という所が私には響きました。

なぜなら、今までの経験上、色々工夫して時短しても、その分時間ができたと感じなかったからです。

苦労して時間をコントロールしようとしても無駄だと分かれば、誰も苦労はしません。

この本に書かれている通り、時間をコントロールするというアプローチは意味がないのかもしれません。

 

その前提の上で、やることを選択する方法や、時間をコントロールするのをやめて自由を得る方法や、時間の有限性を受け入れるためのツール等が紹介されていました。

その中のどれにも忍耐が必要と書かれていました。

現実のペースに身を委ねるのにも、たくさんやることがあり、そのほとんどは先延ばしの状態になってしまうのに見て見ぬふりをするのにも忍耐が必要です。

 

最近はスマホの登場でますます忍耐力がなくなっていると思うので、何もしないことに耐えられる忍耐力というのがキーワードになってくるのかもしれません。

 

また、時間は人と共有してこそ意味があるので、目の前の仕事等よりも人間関係が重要だと書かれています。

もっと家族との時間を大切にしたり、友人と会う時間を持ったりしようと決意しました。

 

時短しても、その分時間ができたと感じない!
それって何でだろうと思ってたら読むといい本です。

 

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2023年6月に読んだ本は9冊。おすすめを紹介します〜


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2023年6月は9冊の本を読みました。

こちらの全9冊です。



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その中で読んでよかった☆4と☆5の本を紹介します。

 

 

 

 

1.「ワーキングガール・ウォーズ」柴田よしき著

アラサー、アラフォーの女性が、働くストレスを助け合いながら乗り越えていく話。


主人公の翔子の会社のイザコザが面白かったです。

そして、イザコザの犯人が全て相手を貶めようとする社内の人でないという所が変にドロドロした結末になっていないところもよかったと思いました。


最後に嫌な上司と対決して翔子が言い放った言葉
「女らしいってことは、男の都合のいいように動く、男に逆らわないってことじゃないのよ。本物の女らしさってのは、女としてのプライドを簡単に譲らないことなのよ。」がかっこよかった!
翔子は周りに馴染む努力をしなかったり、感情を隠せなかったり、だめな所もあるけれど、これから色々な経験を重ねて魅力的な女性になるだろうなと思います。

そのためには、この小説に出てくるような利害のない女友達が必要なのかもしれないな〜。

 

女性が仕事に疲れた時に読むといいと思います。

 

2.「ツバキ文具店」小川糸著

文具店の傍ら代筆業を営む女性(鳩子)の物話。

代筆した手紙が所々に載っていて、依頼人の要望、思い出を聞いて、それを元に文字を変えたり、便箋を選んだりして書かれていて、とても素敵な職業だなと思いました。


代筆の仕事を重ねるにつれ、仲違いしたまま亡くなってしまった先代(祖母)を徐々に理解していく過程が温かく描かれていて、ほっこりする物語です。

 

鎌倉の春夏秋冬と4章に分けて描かれています。
実際の鎌倉のお店やお寺が出てくるので、行ってみたくなります。

というか、住んでみたくなります。


バーバラ夫人、男爵、QPちゃん、出てくる人みんな愛らしくて和みます!

ゆっくり一日過ごしたい日にぴったりの小説だと思います。

 

 

3.「日経ウーマン2023.5」

●みんなのお仕事服のリアル

一気にたくさんの人のお仕事服を見られるのは珍しいので、参考になりました。

 

愛用ブランドは、ユニクロが多かったです。

着倒したら惜しみなく買い換えられる価格という意見に納得。


その他にも、ルールを決めていたり、制服化している人が多かったです。

忙しい毎日で洋服に割く時間はあまりないけれど、気分が上がる洋服で過ごすためには、そういう工夫が必要ですよね!

 

●働くモヤモヤの解消法は哲学が教えてくれる!」
今回の哲学は、リバタリアンパターナリズムについて。
個人の自由を尊重しながら、良い選択に導く思想のこと。

例えば、
「賛成しますか?」と聞くのではなく、「反対の方いますか?」と聞くような手法です。

理由付けが必要になって、反対のハードルが上がるため、賛成する人が増えるという結果が出ているようです。

 

こういうちょっとしたコツって重要ですよね。

日々実践していきたいです。

 

 

4.「とんび」重松清

妻亡き後、男手一つで息子(アキラ)を育てる父親(ヤスさん)の物語。
とんびが鷹を生んだのとんびからタイトルがついています。


ヤスさんは、不器用だけど、正直で真っ直ぐで、情に厚い人柄。

そんなヤスさんが悩みながら子育てする様子に何回も泣きました~。

一緒にアキラを育てている気持ちになるんです。
ヤスさんは幼い頃から親がいませんが、ヤスさんの周りには温かい人ばかり。

人は生まれた環境で幸不幸が決まるものじゃないんだなぁと感じます。

 

正直に、コツコツと人生歩んでいこうと素直に思える物語でした。

家族モノで泣きたい時に読むといいです。

 

 

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2023年5月に読んだ本は14冊。おすすめを紹介します!


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2023年5月は14冊の本を読みました。

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その中で読んでよかった☆4と☆5の本を紹介します。

 

 

 

 

1.「母親になって後悔してる」オルナ・ドースト著

母親になって後悔しているという様々な年代の女性に話を聞き、その話を元に著者の考察が書かれた本です。

 

この本はタイトルが衝撃的で、ずっと読んでみたいと思っていた本です。

不妊治療中に見かけた気がします。

ただ自分とは全く別次元の女性の話として捉えていた気がします。

自分も同じかもしれないと考えていたら不妊治療をストップして本を先に読んだでしょうから。

 

読んでみて、話をしてくれている女性の、母親になって後悔しているという感情は特別なことではないと理解出来るようになりました。

 

・母親に対する社会の目(母親は無条件に母性を持ち、与える存在である等という完璧な母親を求める固定的な考え方)

・子に対する使命感・責任感(子どもを育てている時だけでなく一生ある)

・父親と母親の差(母親は短い休憩もできない)

等が詳しく書かれていて、その重すぎる責任に耐えられない気持ちに納得がいったからです。

私にも母親に対する固定的な考え方が無意識にあったことも分かりました。

私は母親という立場ではないので、理解しきれていない部分も多くあると思いますが、それでも多少は固定的な考え方を多面的に考えることができるようになったと思います。

 

「母親になって後悔している」ということはタブーになっているけれど、それ以外にも世の中の暗黙の了解的にタブーになっていることを言えなくて苦しんでいる人はいるんだろうなと思います。

自分が知っていることだけで考えずに、謙虚に知らないことを学んだり、考え方を柔軟にしたりしていかないといけないなと思わされました。

 

 

2.「はじめての最新メンタルヘルス入門」吉里恒昭著

ポリヴェーガル理論とマインドフルネスの考え方が書かれています。

ポリヴェーガル理論というと難しそうですが、メンタルヘルスについてわかりやすく、そして、実践的に書かれているので、私のようにメンタルヘルス初心者の人にもおすすめです。

 

従来は自律神経は交感神経と副交感神経の2つであると考えられていたのが、ポリヴェーガル理論では副交感神経がさらに背側迷走神経と腹側迷走神経からなり、自律神経は3つであると考えられています。

 

この本では、その3つの神経を赤・青・緑と色で表し、分かりやすく説明されています。

赤:交感神経(戦ったり、逃げたりして命を守る。アクセルの役目)

青:背側迷走神経(休ませる。ブレーキの役目)

緑:腹側迷走神経(安心させる。ニュートラルの役目)

 

メンタル疾患は、自律神経がアンバランスになっている状態。

緑が少なく、赤青が過剰な状態。

緑を多くすることが回復の鍵だそうです。

 

まずは自分が今、何色の状態にあるか気づくことが大事だと書かれていました。

気づくことが回復のための一歩になるんですね。

最近は、イライラしたりしても「今、赤の状態だな~」と等と考えられるようになりました。

そして、そう考えると客観的になり、緑に近づけるようになってきた気がします。

 

赤や青になっても、緑に戻れるという感覚が緑を育てるそうです。

緑に戻るという感覚を実践するための手段として、マインドフルネスが紹介されていました。

マインドフルネスは「今ここ」に考えを集中する方法です。

 

この本でなるほど~と思ったのは、「旅行をするとマインドフルになるのは、今ここに集中しているから」という所。

そういう心の状態が心地よいから、旅行が好きな人が多いのかもしれませんね。

 

 

3.「わたしを離さないで」カズオ・イシグロ

「クララとお日さま」がよかったので、カズオ・イシグロの他の本も読んでみたいと思って手に取った本です。

「クララとお日さま」と同じような、カズオ・イシグロ独特の静かな音楽が流れるように淡々としながらも、心にズシンとくる小説でした。


臓器提供の為に育てられた子どもたちの、子ども時代から大人になり臓器提供して使命を果たすまでの話。

 

 

4.「家守綺譚」梨木香歩

亡くなった友人の一軒家の実家に住むことになった作家が書いたという設定で、不思議な日常が描かれている小説です。

「奇譚」というのは、不思議な話のことです。

 

童話のような不思議な世界観で、河童とか、人間に化けた狸とか、掛け軸から亡くなった友人が出てきたりします。


タイトルが植物の、28話からなる短編で、その植物にちなんだ話になっています。

別世界に行ける気がするので、日常に疲れた時にのんびりお茶を飲みながら1話、1話大事に読みたいと思えるような本です。

 

 

 

5.「母とヨーロッパへ行く」太田篤子著

年齢が合計100歳になる母と娘のヨーロッパの旅について書かれた本です。

仲のいい親子関係という一面だけでなく、わがままな親と仕切り屋の娘という一面も書かれていて、完璧な関係でないからこそ共感して読めます。

 

旅行の相手って難しいですよね。

旅行中にお互い本性が出てしまっても関係が変わらないというメリットがあります。

しかし、高齢の親との旅は親の体力面で気を使うことが多いというデメリットもあります。

そんなデメリットを著者は何回も旅を繰り返すうちに工夫して克服しています。

 

例えば・・・
・ホテルを変えていく場合は、徐々にランクを上げていく。節約ができるし、メリハリがつく。最終日の夕食は泊まっている高級ホテルのレストランでご褒美。
・旅行のカギを握るのは往きの飛行機。マスクをしてなるべく寝ることに集中。
・ホテルでの部屋食をはさむ。最終日の夜は部屋食にはせず、豪華に。

親と行かない旅行にも参考にしたいアイデアが満載◎


また、旅行中の母と娘の大人なコーディネートも写真付きで紹介されていて、参考になりました。

シンプルな洋服にストールやアクセサリーでアレンジされていて、少ない服で旅行できる秘訣がわかりやすかったです。

 

 

 

 

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2023年4月に読んだ本は10冊。おすすめを紹介します!

 

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2023年4月は10冊の本を読みました。

こちらの全10冊です。


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その中で読んでよかった☆4と☆5の本を紹介します。

 

 

 

1.「日経WOMAN 2023.3」

 

2.「今日から始める本気の食糧備蓄」高荷智也著

災害や食糧危機に備える食糧備蓄の本。

 

著者の経験を元にしたローリングストックとコンテナストックの組み合わせ方が参考になりました。

備蓄は品数が増えると、消費期限の管理が大変になってきます。

その管理を楽にするための方法がコンテナストックです。

ローリングストックは毎日食べたり、使ったりするものを備蓄する場合の方法。

コンテナストックは箱ごとに管理する方法で、ローリングストックのものほど頻繁に食べたり、使ったりしないものを備蓄する場合の方法。

コンテナストックの箱は10箱位用意し、自分が平常時でも楽しみに食べられる、使えるものを何種類か入れておいて、毎月順番に1箱ずつ使っていき、使ったら新しく1箱用意します。

これだと消費期限の管理が不要になりますよね。

 

この本を読んで、まず7日分の食糧を備蓄しようと徐々に買い出しをしています。

 

 

3.「おいしいごはんが食べられますように」高瀬隼子著

タイトルからして、ほんわか系の小説かと思いきや意外にドロドロしていました。

 

皆が守りたくなる存在の芦川さんとがんばり屋で無理してしまう押尾さんが対比して描かれています。

女性はみんな芦川派か押尾派かに分かれると思います。

この小説が面白いと思ったら押尾派ですね。

芦川さんの行動に苛つかないと面白いと思えないでしょうから。

私は断然押尾派でした。

芦川さんのような人を悪い人とは思わないけれど、苦手だな〜と思ってしまいます。

そして、そう思ったことに罪悪感を感じて思ってしまうのも苦手の原因です。

 

そんな2人の間に同僚の男性、二谷さんがいます。

二谷さんの芦川さんを好きなんだけど、どうしようもなく嫌いという複雑な感情が最後で事件を起こすかと思ったのに何もなく残念…。

 

 

4.「恍惚の人有吉佐和子

恍惚の人認知症の老人)を中心にした老人介護の話。
介護が社会化される過渡期の時代の昔の話と思いきや、今とそんなに変わらない状況かもしれません。

今は書籍やTVを通して認知症や介護の知識は増えていますが、老人ホームに入れなかったり、女性が介護を担って犠牲になったりする日本社会の状況は今と同じ気がします。

この本が出版されたのは1972年。

それから50年以上経っているのに状況があまり変わっていないというのに唖然としてしまいます。


茂造(認知症の老人)、嫁の昭子、茂造の息子、孫の敏、別居の娘、近所の老人とその嫁と登場人物それぞれ人物描写がうまく、さすが有吉佐和子だなと。

それぞれの人の気持ちがよく分かるようになっていました。


当時の状況もあると思いますが、嫁の昭子のかいがいしさ、たくましさには感服します。

敏が昭子のことを「お母さんはプロ」というのにも納得。

それに比べて実の息子は役に立ってなさすぎてギャップがすごいです。


私も昭子と同じ40代。

認知症に関して、10代の孫のように他人事にできず、自分の将来と重ねてしまいます。

ボケても最後の茂造のようにせめてかわいらしくありたい…というか、楽しみを見つけて日々刺激的にしてボケ防止しなければという気持ちになりました。

 

 

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ほとんどの本は図書館で借りて読んでいます。
そんな図書館のメリットはこの記事で語っています。

 

odayakaniikiru.hatenablog.com

 

本を読む時間がない時は耳の読書もいいかもしれませんよ~!

 

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【2022年版】 読んでよかった本 ベスト5~167冊からの選りすぐり~

こんにちは。
子なし妻のすーです。
生産性なく毎日を過ごしています。

 

今回は私が2022年中に読んでよかった、心に残った本を紹介します。

2022年は現時点(2022.12.18)で167冊読んでいます。

その中から5冊に絞って紹介します。

本の内容、どんな人におすすめする本かを書いていきます。

 

 

 

ベスト5 「馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。」藤森かよ子著

衝撃的なタイトルなので、アラフォーになって図太くなった私でも、図書館で借りるのを少し躊躇しました。

でも、諦めずに借りてよかった本!

 

「私は馬鹿ブス貧乏じゃないからな」と思っても、一般的に言われる、馬鹿ブス貧乏ではないので、ほぼ皆さんに当てはまると思います。

馬鹿は「一を聞いて一を知るのが精一杯の人」、

ブスは「顔やスタイルを売りにして食べていけない人」、

貧乏は「賃金労働をしなければ食べていけない人」と定義されています。

 

世の中の自己啓発本は小難しいことが書いてあり、著者は自分と違って能力が高いからな~、私は出来ないや・・・と本を閉じてしまいがちですが、この本は馬鹿ブス貧乏でも実現可能なことが書かれています

そして、世の中の本当(裏)を綺麗事なしで書いてあり、それを説明するにあたっての参考文献もたくさん示してくれています。
それだけで終わりではなく、世の中の本当への対応策も愛情深く書かれています。

 

例えば・・・
・普通のブスはきれいになることを目標にするのではなく、「見やすい」自分になることを目標にすべき
・結婚相手に求める条件で絶対なのは国語能力
等…

 

この本は青春期、中年期、壮年期という3部構成になっています。

私は青春期はもう過ぎてしまいましたが、青春期の部分を読んで、青春期を過ごした中で私がおぼろげに感じたことが文章にされていて、驚きました。

ということは、中年期、壮年期も同じように思うはず。

この本を読んでおけば、予習しておけるので、後悔が少なくなると思いました。

 

できれば、もっと早くに出会いたかった!

でも、今さら言っても仕方ないので、中年期、壮年期を熟読しようと思いますっ!!

10代、20代の人におすすめしたい本です。 

 

 

ベスト4 「自分の意見で生きていこう」ちきりん著

この本は「自分のアタマで考えよう」「マーケット感覚を身につけよう」「自分の時間を取り戻そう」の続編で、最終巻に当たります。

今までの3冊と同様に現代に生きる人が身につけるべきスキルについて書かれています。

 

この本で学べるスキルは「正解のない問題」に意見を表明するためのスキルです。

・世の中のあらゆる問題には「正解のある問題」と「正解のない問題」がある。

・「正解のない問題」に対して、自分で考え抜いて意見を表明することによって、自分オリジナルの人生が生きられる。

・意見を明確化するための方法(情報収集方法等)

が書かれています。

 

この本で、一番心に響いたのは、

「リスクをとりたくないからといって、自分の意見を明確にしないのは、一歩も進めないまま年齢を重ねていくいう選択肢を選んだということ。むしろリスクが高い。」

という箇所。

私は優柔不断で、決めることが出来ないのは決める時期じゃないから・・・と決断を先延ばしにする傾向がありました。

だけど、決めなかったんじゃなくて、よく考えないで現状維持を選んだんだということ。

そんな意識なかったのに・・・。

それが積み重なると大きな違いになるなと怖くなりました。

 

少しずつですが、こうやってブログに自分の意見を書いたり、日記に考えていることをつづったり、自分の意見を表明する練習をしていこうと思います。

 

私のように今まで何となく生きてきたけれど、自分の人生を生きていきたいと思っている人に読んで欲しい本です。

 

 

ベスト3 「きみはだれかのどうでもいい人」伊藤朱里著

県税事務所に勤める年齢も立場も異なる4人の女性たちの視点で描かれる小説です。
私も同じような仕事をしているからか人間関係や仕事に対するモチベーション等、共感ばかりでした。

 

それぞれの章ごとに主人公が入れ替わるんですが、みんなの気持ちがわかります。

根っから悪い人なんていないんですよね。

一面だけ切り取ると「なぜそういう行動をしたの?」と思えることも、その人の気持ちになって全部見れば理解できるんです。 

SNS で一面だけ見て、寄ってたかって誹謗中傷している人への警鐘、またそれを見て何も言わない人への警鐘かもしれません。

 

「きみはだれかのどうでもいい人」ということは「きみはだれかの大切な人」ということ。

そうやって想像することが大事だと考えされられました。
そして、その時の気分に流されている他人に大事な自分を傷つけられる筋合いはない、今の時代、適度に発散しつつ自分の身を守る力が一番大事なのかも、と感じました。

 

この世の中、生きづらいな~と思っている人におすすめの本です。

 

 

ベスト2 小説8050 林真理子

今問題になっている8050の問題を題材にした小説です。

 

歯科医の父、従順な妻、優秀な娘がいる平均以上の家庭。

しかし、その家庭には7年間引きこもっている息子がいます。

その息子がいるがために、娘の結婚等が問題になってきて、、、と家族がどうなっていくかが描かれています。

 

私たちの学生時代もいじめや就職氷河期等による不登校、ひきこもりが身近にあり、誰にでも起こると認識してはいます。

でも、それは一時的なもので、そんなに長くひきこもりをしたり、家族がさせ続けたりするかな?と思っていました。

しかし、この小説を読んで、普通の家庭でも8050問題になることはあるなと感じました。

小説としても面白いし、社会問題を知る意味でもおすすめの本です。

 

ラストは最初の一見すると完璧な家庭より悪い状態になっているけど、中身はそれぞれ自立した存在で、お互いを思い合って信頼してる関係になっていて清々しい結末でした。

 

 

ベスト1 「非色」 有吉佐和子

戦後黒人兵と結婚し、幼い子を連れてニューヨークに渡った日本人女性が主人公の小説です。

主人公を通してアメリカの人種問題が描かれています。


日本は島国なので、こういう差別が身近に感じられず理解しづらいので、この小説は人種差別を理解する上でとても勉強になりました。
差別する側、される側、無意識の差別がひとりの人の中に含まれていて、複雑でなかなかなくせなくて、、というのが人種差別の学術的な本を読むより感覚的に理解できます。

 

また、主人公の女性の若くて型破りで無鉄砲な人生が読み進めていくにつれ、どっしりと現実に根を下ろしながらも力強く生きていく人生になっていくところも読み応えがあります。

 

人種差別について学ぶことができますし、女性がパワフルに生きていく話が好きな人にもおすすめです。

 

 

2021年版も読んでいただけるとうれしいです。

 

odayakaniikiru.hatenablog.com

 

読んだ本はブクログというオンラインサイトに登録して、整理しています。
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