こんにちは。
子なし妻のすーです。
生産性なく毎日を過ごしています。
毎月読んだ本を公開し、おすすめ本を紹介しています。
2023年4月は10冊の本を読みました。
こちらの全10冊です。
その中で読んでよかった☆4と☆5の本を紹介します。
1.「日経WOMAN 2023.3」
「日経WOMAN 2023.3」 #読了
— すー (@8Suu4) 2023年4月27日
・悩んだ時の3ステップ
悩みを書き出す→対処法を調べる(本で調べる、知り合い・プロに相談する等)→行動する
確かに考えているだけだと何も始まらないもんな〜🙄
・「しあわせは食べて寝て待て」読んでみたい
・お弁当タイム特集
— すー (@8Suu4) 2023年4月27日
お弁当の中身だけでなく、どの位時間をかけて作っているか、お昼休みの過ごし方(手帳タイム、休日のTo Do整理、散歩等)まで書かれていておもしろかった。
2.「今日から始める本気の食糧備蓄」高荷智也著
災害や食糧危機に備える食糧備蓄の本。
著者の経験を元にしたローリングストックとコンテナストックの組み合わせ方が参考になりました。
備蓄は品数が増えると、消費期限の管理が大変になってきます。
その管理を楽にするための方法がコンテナストックです。
ローリングストックは毎日食べたり、使ったりするものを備蓄する場合の方法。
コンテナストックは箱ごとに管理する方法で、ローリングストックのものほど頻繁に食べたり、使ったりしないものを備蓄する場合の方法。
コンテナストックの箱は10箱位用意し、自分が平常時でも楽しみに食べられる、使えるものを何種類か入れておいて、毎月順番に1箱ずつ使っていき、使ったら新しく1箱用意します。
これだと消費期限の管理が不要になりますよね。
この本を読んで、まず7日分の食糧を備蓄しようと徐々に買い出しをしています。
3.「おいしいごはんが食べられますように」高瀬隼子著
タイトルからして、ほんわか系の小説かと思いきや意外にドロドロしていました。
皆が守りたくなる存在の芦川さんとがんばり屋で無理してしまう押尾さんが対比して描かれています。
女性はみんな芦川派か押尾派かに分かれると思います。
この小説が面白いと思ったら押尾派ですね。
芦川さんの行動に苛つかないと面白いと思えないでしょうから。
私は断然押尾派でした。
芦川さんのような人を悪い人とは思わないけれど、苦手だな〜と思ってしまいます。
そして、そう思ったことに罪悪感を感じて思ってしまうのも苦手の原因です。
そんな2人の間に同僚の男性、二谷さんがいます。
二谷さんの芦川さんを好きなんだけど、どうしようもなく嫌いという複雑な感情が最後で事件を起こすかと思ったのに何もなく残念…。
「おいしいごはんが食べられますように」 #読了
— すー (@8Suu4) 2023年4月12日
皆が守りたくなる存在の芦川さんとがんばり屋で無理してしまうの押尾さんの対比が見事✨
私は断然押尾さん側の人間で、芦川さんのような人は嫌い。そう思ったことに罪悪感を抱いてしまうのも嫌なんだよな〜。非がないから責められないけれど、苛つく。
みんなが守りたくて弱いと思われている人が実際は一番強いんだよな。そういう人が生き残っていく世の中にモヤモヤする。
— すー (@8Suu4) 2023年4月12日
女の人なら絶対どちらか側になる気がする…。芦川さんに苛つかない人は芦川さん側だな。
4.「恍惚の人」有吉佐和子著
恍惚の人(認知症の老人)を中心にした老人介護の話。
介護が社会化される過渡期の時代の昔の話と思いきや、今とそんなに変わらない状況かもしれません。
今は書籍やTVを通して認知症や介護の知識は増えていますが、老人ホームに入れなかったり、女性が介護を担って犠牲になったりする日本社会の状況は今と同じ気がします。
この本が出版されたのは1972年。
それから50年以上経っているのに状況があまり変わっていないというのに唖然としてしまいます。
茂造(認知症の老人)、嫁の昭子、茂造の息子、孫の敏、別居の娘、近所の老人とその嫁と登場人物それぞれ人物描写がうまく、さすが有吉佐和子だなと。
それぞれの人の気持ちがよく分かるようになっていました。
当時の状況もあると思いますが、嫁の昭子のかいがいしさ、たくましさには感服します。
敏が昭子のことを「お母さんはプロ」というのにも納得。
それに比べて実の息子は役に立ってなさすぎてギャップがすごいです。
私も昭子と同じ40代。
認知症に関して、10代の孫のように他人事にできず、自分の将来と重ねてしまいます。
ボケても最後の茂造のようにせめてかわいらしくありたい…というか、楽しみを見つけて日々刺激的にしてボケ防止しなければという気持ちになりました。
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ほとんどの本は図書館で借りて読んでいます。
そんな図書館のメリットはこの記事で語っています。