おだやかに暮らす

子なし妻のなにも産まないブログ

アラフォー女の節約生活、気楽な暮らし、趣味(読書、旅行など)

 本サイトはプロモーションが含まれています

ストレスが溜まった時におすすめの漫画6選

 

こんにちは。
子なし妻のすーです。
生産性なく毎日を過ごしています。


日々ストレスたまりませんか?

私はストレスが溜まった時の解消法をコーピングリストとして一覧にしています。

 

odayakaniikiru.hatenablog.com

 

 

その中に漫画を読むという方法があります。

今日はストレスが溜まった時におすすめの漫画について書いていきます。

 

この記事は

・ストレスが溜まった時に読む漫画を知りたい方

・平和な漫画・ほっこり笑える漫画を知りたい方

におすすめの記事です。

 

 

 

ちびまる子ちゃん

言わずと知れたさくらももこさんの大人気漫画。

私はちょうどまるちゃん世代で小学生時代からずっと読んでいた作品です。

まるちゃんのおとぼけで、温かい感じがストレスが溜まった心身を癒してくれます。

各巻の最後の方にあるほのぼの劇場も好きです。

ほのぼの劇場は泣けるので、涙活もできます。

 

 

コジコジ

これもさくらももこさんの作品です。

コジコジは何も考えず笑えると思いきや、結構奥深くて人生について考えてしまったりもする、哲学的な作品です。

でも結局最後は笑えて、気分はスッキリするので、モヤモヤが残りませんよ〜。

 

私が好きなシーンは、先生はコジコジに「将来何になりたいんだ?」と問われるシーン。

コジコジは「コジコジコジコジだよ。ずっとコジコジだよ。生まれた時からずーっと。将来もコジコジコジコジだよ。」と答えるんです。

先生もガーンと衝撃を受けますが、私も衝撃を受けました。

そうなんだよね、何者にもならなくていいんだ、

自分らしく生きればいいんだ、とコジコジに元気づけられます。

 

こんな哲学的なシーンの後に、さくらももこならではの落ちがつくので、最後は笑って終われるんです。

 

 

泣き虫チエ子さん

私と同じ、結婚して10年以上経った夫婦の暮らしが描かれています。

私と全く同じ環境なので親近感が湧くんですよね。

チエ子さんもサクちゃんもお互いのことが本当に好きで、大事に思っているということが言葉になっていなくても、にじみ出ていてホッコリします。

 

好きなシーンはバレンタインにチエ子さんはサクちゃんにいいチョコレートを買って来るけれど、「一口で食べないで、中身を見ながら味わって食べるんだよ」と教えながら、ほとんど自分で食べてしまうシーンや

サクちゃんが飲み会で遅くなるのをイラッとしつつ、すぐに眠れるように布団に湯たんぽを入れてあげるシーン

です。

 

泣き虫チエ子さんはいつも感じていない周りの人への感謝の気持ちに気づけたり、優しくしようと思えたりするので、周りの人にもメリットがあると思います。

 

 

るきさん

アラサー女性るきさんが主人公の漫画です。

だいぶ前に書かれている作品なのに、今の時代でも新しいな、と思わせる所が多いです。

るきさんは必要な分だけ働き(FIRE)、一箇所に留まりません。(ノマド的生活)

また、ものが少ないです(ミニマリスト)。

自由を謳歌している感じ。

 

対して友達のえっちゃんは、その書かれた当時の時代に合ってるような感じです。

仕事をバリバリしていて、モノにあふれた生活をしている。

流行りものが大好き。

でも、そんな生活を楽しんでもいるし、不安がってもいる。

 

るきさんとえっちゃんの対比が面白いです。

そして、今の生活を再考してみるきっかけとなる漫画です。

 

 

 

odayakaniikiru.hatenablog.com

 

友子の場合

高校生の友子が主人公のギャグ漫画です。

何も考えずに笑えるのがとてもいいです。

絵もシンプルでかわいくて癒されます。

試験前だけ妙に気になり、机の整理をしてしまうとかわかる、わかる!!とういうエピソードもたっぷり入っています。

 

 

女の園の星

高校の女子校の先生が主人公の漫画です。

女子校で繰り広げられる諸々が描かれています。

私も女子校だったので、女子校の独特な雰囲気がおもしろいです。

女子校出身者は好きだと思います。

 

絵は繊細な感じなのに、表情とかがいちいち面白いです。

まだ1巻しか読んでませんが、星先生と同僚の先生の掛け合いもおもしろいし、星先生のプライベートも気になるので、2巻以降も読んでいきたいです。

 

 

ストレスが溜まった時におすすめの漫画6選・まとめ

今回はストレスが溜まった時におすすめの漫画を紹介していきました。

ちびまる子ちゃん

コジコジ

・泣き虫チエ子さん

るきさん

・友子の場合

女の園の星

 

ストレスが溜まった時に何も考えずに笑えたり、ほのぼのできたりする漫画って大事ですよね。

皆さんもおすすめの漫画があったら教えてくださいね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
 ↓押してくれるとうれしいです!(^^)!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ミニマリストへ
にほんブログ村
にほんブログ村 家族ブログ 子供なし夫婦(夫婦二人)へ


ミニマリズムランキング

子供なし夫婦ランキング

つまらない本は最後まで読まない

f:id:ssu-chan:20211231064747p:plain

こんにちは。
アラフォーDINKSのすーです。
ストレスなく、おだやかに暮らすことが心がけています。

 

みなさん、本は読み出したら全部読んでいますか?

つまらない本だった場合、どうしていますか?

私は今まで読み出したら途中でつまらないなと思っても全部読んでいました。

でも、それって本当にいいことでしょうか?

今回はつまらない本も最後まで読むメリット、デメリット、私の結論を書いていきたいと思います。

 

 

1.つまらない本は最後まで読まないことにした

私は月10冊くらい本を読んでいます。

話題になった本、タイトルが気になった本、今知りたい内容の本。

そういった本を図書館で借りたり、本屋さんやメルカリで買ったりして読んでいます。

 

読み始めたはいいけれど、

実用書の場合、自分が読みたい内容ではなかったり、内容が簡単、難しすぎたり、

小説やエッセイの場合、文体が好きではなかったり、感覚が自分と合わなかったり、

つまり、つまらない本に当たってしまうことがたびたびあります。

 

私は今までそういった時にも全部読んでいました。

なぜかというと

買った場合、お金がかかっているので、元をとろうと思ってしまう

次のページには為になる内容が書かれているかもしれないと思ってしまい、結局やめられない

この2つの理由から、最後まで読んでいました。

 

しかし、最後まで読むよりも途中でやめた方がいいな、と考えるようになって、最後まで読むのをやめました。

 

2.最後まで読むメリット

①最後まで読むと違った感想や役立つ内容が出てくることがある

実用書の場合、自分が最初は読みたい内容でなくても、読み進めていくと、思わぬところで役立つ内容が出てきたりします。

小説やエッセイの場合、昔の名作等は文体が古くて読みにくかったりしますが、最後まで読むとやはり名作だけあって感動することもあります。

 

②達成感

分厚くてあまり面白くない本を読み切ったときには達成感があります。

 

3.最後まで読むデメリット

①時間がかかる

本って普通に読んでいたら1時間はかかります。

つまらないなと思いながら、1時間の時間を使うのってもったいないですよね。

しかも、つまらないと思う本は読み進めるのも遅いので余計時間がかかります。

悪循環・・・

 

②最後まで読んでも大したことが得られない

メリットの裏返しになりますが、つまらないなと思いながら読んでも、内容が入ってきません。

目が文字の上を滑っている感じ。

何かを得ようと思って読んでるのに結局たいしたことが得られません。

 

③読書は娯楽、楽しいことだけすればいい

私にとって読書は趣味で娯楽です。

つまらない本を読んでいる時間は苦痛です。

仕事でもないのに苦痛は要らない、楽しいことをすればいいと思います。

 

4.私のスタンスは「メリハリをつける」

メリットの②の達成感は趣味の読書には必要ないなと思います。

それよりも面白い本を読んで、いい時間を過ごすことが大事だと思っています。

 

メリットの①最後まで読むと違った感想や役立つ内容が出てくることがあるについては

 

実用書の場合、目次に戻って気になる部分だけ読めば、役に立つ箇所が読めるかもしれません。

読めなくても、実用書は自分に必要な知識を得るために読むので、この本は自分に必要なことが載っていなかったと分かれば、それで目的達成です。

 

小説やエッセイはきっぱり途中で読むのやめます。

昔の名作の小説やエッセイは少し粘るのもありかもしれませんが、最近の小説やエッセイは粘らないことにします。

小説やエッセイを読むのは違う世界を知れたり、気分転換をしたりするために読むので、読んでいて面白いが第一です。

 

次のページには役立つ内容が書かれているかもしれないと思いますが、それよりも次の本の方が役立つ内容が書いてある可能性が高いんではないでしょうか?

 

最後に、私の読書のスタンスは、「メリハリをつける」という結論がぴったりきました。

面白い本はゆっくり時間をかけて味わう、何度も読み返す

つまらない本は早めに見切りをつけて読まない

というメリハリをつけたいなと思いました。

 

とはいいつつ、最初に書いたように

お金がもったいないなと思ってしまったり、為になる内容が書かれているかもしれないと思ってしまったりして、なかなか読むのをやめられないことがありますが、その方が時間がもったいないです。

私ももうアラフォー。

そんなにたくさん時間があるわけでもありません。

時間>お金を肝に銘じて、早めに見切りをつけて次の本に向かう勇気(大袈裟・・)を持とうと思います。

 

この2冊は2021年に読んだ中でも抜群に面白かった本☆

 

 

 

odayakaniikiru.hatenablog.com

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
 ↓押してくれるとうれしいです!(^^)!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ミニマリストへ
にほんブログ村


ミニマリズムランキング

 

【2021年版】135冊の中から選んだおすすめ本を5冊紹介します!

f:id:ssu-chan:20211229141216p:plain

 

こんにちは。
アラフォーDINKSのすーです。
ストレスなく、おだやかに暮らすことが心がけています。

 

今年もたくさん本を読みました。

ブクログに登録されているだけでも135冊。

今回はその中でも5冊をピックアップしてジャンル別に紹介します。

 

ちなみに読んだ本はブクログというオンラインサイトに登録して、整理しています。
感想や評価が入れられてとても便利ですよ。
すーの本棚 (すー) - ブクログ

 

 

 

1.小説

①「あのこは貴族」山内マリコ

この小説は読み終わった時から「今年1番よかったんじゃない?」と思った位よかった!

あまり小説の感想は書かないんですが、よすぎて感想までブログにしたためました。

分断の話とかみんな少なからず心当たりあるのではないかな? 

私は地方と東京の分断、女性同士の分断も心当たりがあるので、「そうそう!」と思いながら読めました。

そして、勇気を与えてくれるラストで読了感が清々しかった〜!

あらゆる世代の女性に読んで欲しい本です。

 

odayakaniikiru.hatenablog.com

 

 

 

十角館の殺人 綾辻行人

有名なミステリー小説で、ずっと読みたかった本でした。

私は大どんでん返しに全く気がつかず、真実を暴いた一行で「えっ!」ってなって、遡って読み返しました。

ミステリーってこれが醍醐味ですよね。

先入観なしに読んで欲しい、おすすめミステリーです。

 

 

2.生き方

「DIE WITH ZERO」ビル・パーキンス著

人生の充実度を高めるのは、その時々にふさわしい経験という主張の本です。

お金は死ぬときに持っていけないけれど、経験は残ります。

そして、その時々っていうのが大事。

10代の頃の海外旅行と今アラフォーの海外旅行じゃ同じ日数、行き先でも感じ方も変わるし、これからの人生に与える影響の大きさも長さも変わってくると思います。

 

私は1か月くらい海外に住みたいという目標があります。

これも定年後にするのと今するのでは人生に与える影響がだいぶ変わってくるんだな、仕事や仕事に関係する人間関係にために今しないというのはもったいないことだなと考えさせられました。

 

読むと多かれ少なかれこれからの人生に影響の出る本だと思います。

若い世代に読んで欲しい本です。

私ももっと早く読みたかった~。

 

 

3.健康

「安心のタネの育て方」浅井咲子著

ポリヴェーガル理論を基にした自律神経の仕組み、うまく付き合うコツが書かれている本です。

自律神経は交感神経と副交感神経があるということまでは知っていました。

しかし、副交感神経には背側迷走神経(一人でリラックスする)と腹側迷走神経(他者と心地よく過ごす)があることを初めて知りました。

副交感神経ってゆっくりのんびりモードというイメージだけあって、他者とコミュニケーションをとって心地よく過ごすというイメージがなかったので、目から鱗でした。

また腹側迷走神経を鍛えるために、精神的なことだけじゃなく、実践的なワークが載っていて、体からアプローチをしているのかよかったです。

例えばべーっと舌を出す、口笛を吹く等の実践的なワークがありました。

 

毎日忙しく過ごしている人に読んで欲しい本です。

 

 

4.漫画

女の園の星」和山やま著

今年、漫画は何冊かしか読んでいません。

それでも漫画ジャンルを作って紹介したいと思った漫画です。

 

女子高校が舞台で、星先生と生徒たちの日常が描かれています。

1時間目の学級日誌の絵しりとりに爆笑。

内容もおもしろいけど、主人公の星先生の表情が一見の価値ありです。

 

仕事で疲れたときになんにも考えずに読んで、にやにやできる、癒やし漫画。

おすすめです!

 

 
以上、2021年に135冊読んだ中でおすすめしたい本を5冊紹介しました。
紹介した本をみなさんが読んでくれるとうれしいな~。

 

odayakaniikiru.hatenablog.com

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
 ↓押してくれるとうれしいです!(^^)!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ミニマリストへ
にほんブログ村


ミニマリズムランキング

 

「あのこは貴族」の感想

こんにちは。
アラフォーDINKSのすーです。
ストレスなく、おだやかに暮らすことが心がけています。

 

今回は「あのこは貴族」という小説の感想です。

この小説は私の大好きなpodcast番組「ゆとりっ娘たちのたわごと」で「あのこは貴族」の映画がおもしろいと紹介されていて、気になったので、映画ではなく、まず小説をと思って読んでみました。

そうしたら、とてもおもしろくて、今年1番のお気に入りの小説になりそうです。

 

おもしろかった点を2つ挙げながら感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

1.分断

1つ目のおもしろかった所は、2つの「分断」が描かれている所です。

 


f:id:ssu-chan:20211020114859j:image

 

・東京と地方の分断

1つ目の分断は内部と外部の分断。

 

この小説は2人の主人公がいます。

ひとりは東京生まれの箱入り娘の華子。

松濤の整形外科医院の開業医の娘で、小学校からエスカレーター式の名門女子校出身のお嬢様

もうひとりは地方の田舎生まれの美紀。

大学で上京したが、田舎の産業が衰退して、実家からの仕送りがなくなり、夜の仕事をして生活費を稼ぐも、大学を中退となってしまった苦労人

 

この二人が一人の男性を巡って出会うんですが、対比がおもしろいんです。

 

この小説では、東京の上層部を大学の内部進学者として「内部」、それ以外の人を外部受験者として「外部」と表現されています。

華子は内部の人間、美紀を外部の人間の象徴として描かれています。

おもしろかったのは、外部の人間から内部の人間に対する違和感、あこがれ、対して、内部の人間は内部の人としか関わらないので、外部の人との違和感は気にならない。

内部はクローズドコミュニティ、という所。

 

これを読んでめっちゃわかる〜!っていう気持ちになりました。

私はブログを読んでいてわかる思いますが、外部の人間です。

高校は中学校から大学まである私立校でした。

別に名門女子校とかじゃないですが。

中学から内部進学した人の中に入っていく外部受験者でした。

あまり内部と外部の敷居は高くなかったけれど、やっぱり仲良しグループは内部と外部で分かれていたな〜。

 

そして、私は高校から内部進学して、大学も行けるんですが、なぜか受験したいという外部の挑戦者としての気持ちが芽生えてしまい、また外部受験します。

そして外部受験者として大学に行くことになりました。

その大学は系列の小学校からあって、内部と外部の違いがありました。

高校の時よりその違いが明確だった気がします。

小学校からエスカレーター式に大学まで進学した人と仲良くなることはありませんでしたが、明らかに内部進学者と外部の自分との違いがわかるようなことが度々ありました。

 

例えば、大学入学当初からブランドバッグを持ち歩き、髪の毛もきれいにブローされた女子大生。

それも1人でなく、同じような人が何人もいて、仲良しグループで固まっているんです。

雑誌から出てきたような人達が同じ教室で授業を受けているのが最初よくわからない状態でした。

あとから聞けば、内部進学者だったみたい。

私は、そんな人達に違和感半分、憧れ半分のまなざしで日々注目していました。

まさにこの小説の美紀と同じように・・・。

 

この分断をこの小説では「日本は格差社会じゃない、階級社会」と表現していますが、まさにその通りだと思いました。

歴史的に続き、クローズドコミュニティで他を寄せつけない階級社会。

格差社会って挽回可能なところがあるけれど、階級社会は生まれ持ったもので挽回不可能って感じがする。

 

・女性の分断

2つ目の分断は女性の分断。

 

・若い子とおばさん

・既婚者と未婚者

・専業主婦と働く女性

・嫁と姑

など女性は分断されていてお互いに仲良くしないようになっているいうもの。

 

なるほどなぁと思いました。

女性を分断する価値観が社会に根づいている、そして、女性自身がそれに染まってしまっているというのは、普段あまり意識していないけれど、そうなのかも。

 

私自身も学生時代の友達の中で子どもがいる人とはなんとなく付き合いづらくなっています。

忙しそうなので誘いづらいという物理的なのもありますが、話題が違うんじゃないかなとか劣等感的な精神的なものもあります。

この精神的なものって、分断の価値観なのかも~。

その価値観がなければ、話題が違うのも違う話が聞けて楽しい思うかもしれないし、劣等感も子どもがいる人の方が偉いということを思わないから劣等感を抱かないのかもしれない。

それぞれ違ってみんないい!みたいな。

 

そして、この小説ではこの2つの分断が描かれて終わるのはなく、乗り越えていくんです。

それが今っぽくていいな~と思いました。

分断を乗り越えていくのは、自分の意思で動くようになったからだと思います。

 

2.自分の意思で動くことで分断を乗り越えて、幸せになれる

華子は今までベルトコンベア式に流されて生きてきました。

小学校からエスカレーター式の学校に入り、大学まで何事もなく流されて、何も選ばない、決断しない人生。

それが婚活を始めて、変わってくるんです。

 

今まで内部の中だけで完結していた人間関係に外部の人が入ってくる。

内部の中だけでは考えなかった様々なことを考えるようになる。

そして、自分で主体的に動き始めるんです。

 

内部の人間の幸一郎と結婚したことによって、ベルトコンベアの上に戻ったが、自分で一回動くようになると、今までのように選ばない、決断しないことに疑問が生まれるようになるのかもしれない。

 

誰もがうらやむ結婚は誰もが反対する離婚になる。

だけど、離婚を「決断」。

これが華子の初めての大きい「決断」だったのだと思う。

そして、これが幸せになる第1歩だったんだろうなと思う。

 

一方、美紀は外部の人間で、色々決断をしてきた、賢い女性だったが、内部へのコンプレックスで幸一郎と別れられないでいたが、別れる「決断」をしたことでそのコンプレックスがなくなった。

そして、帰りたくないと思っていた地元(外部)を盛り上げる仕事をするようになる。

 

華子は内部から飛び出し外部と関わっていくことで、美紀は内部コンプレックスをはねのけ外部を盛り上げることで、内部と外部の分断がなくなっていったんだろうな。

 

また、女性の分断もこの2人なら乗り越える気がする。

持っているものや肩書きにとらわれず、その人の人間性をみて付き合っていくことができる2人なんじゃないかな。

 

3.「あのこは貴族」の感想・まとめ

「あのこは貴族」は分断、そして決断することによって分断を乗り越えていく小説でした。

おもしろくて読みやすいけれど、女性が勇気づけられる深い内容の小説。

多分今年1番よかった小説になりそうです。

 

ここでは触れなかった、華子の友達の逸子も主人公2人とは違った立場の女性で逸子が2人の間の橋渡し役として描かれているのもおもしろかったです。

 

最初にも書きましたが、「あのこは貴族」の映画もあるので、機会があれば観たいなと思います。

 

 

 

 

 

odayakaniikiru.hatenablog.com

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
 ↓押してくれるとうれしいです!(^^)!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ミニマリストへ
にほんブログ村

幸福の資本論

「幸福の資本論」 橘玲

を読みました。

おすすめしたい本だったのでご紹介します!

 

 

概要と感想を書こうと思います!

 

概要

私がかみ砕いて書くので

ちょっと違うかもしれません。

私がなるほどと思ったところを

抜粋しているので、

この本の要旨と異なっている部分が

あるかもしれません。

 

幸福の土台は3つある。

①金融資産=自由

②人的資本=自己実現

③社会資本=人とのつながり

 

資本を1つしか持っていないと、

リスクが高い。

2つ持つことが大事。

 

①金融資産について

経済的独立を実現すれば、

自由な人生を手にすることができる。

分散投資が大事。

マイナス金利の時代、お金は働いてくれない。

金融資産よりも人的資本を有効活用する。(=働く)

 

②人的資本について

好きなことに人的資本をすべて投入する。

好きなことをビジネス化する。

 

老後とは人的資本を全て失った状態。

老後問題は、老後が長すぎること。

解消するには、老後を短くする=長く働く。

好きなことを仕事にして、

長く働く。

 

③社会資本

幸福は社会資本からしか生まれない。

 

日本人の遺伝的特徴は、

よいことにも悪いことにも敏感。

ストレスのない環境にいると幸福度が高い。

 

強いつながりを恋人や家族に限定、

友情を含め、それ以外の関係は

すべて貨幣空間(プレイサブル)に置き換える。

 

まとめ

金融資産は分散投資

人的資本は長く集中投資。

社会資本は小さい部分(恋人、家族)に集中投資。

それ以外は分散投資

 

感想

幸せになりたいな~と漠然と考えることはあっても、

幸福について具体的に考えたことがなかったので、

頭がすっきり整理されました。

 

この本を読めば、これから自分はどうすれば幸福になれるのか

具体的に戦略を立てることができると思います。

 

私の場合は、

・金融資産は分散投資をもっと進める。

つみたてNISAやiDeCoで投資をしていますが、

もう少し様子を見て、積立額を増やしたり、

外貨預金をしたりすることを考えようと思います。

 

・人的資本が一番足りないな、と感じました。

社会人生活14年経ちますが、

いまいち自分の好きなこと、

得意なことが見つけられずにいます。

目の前のことをしっかりやりつつ、見つけていきたいです。

 

・社会資本は、今のままでいいんだ、

と感じました。

読む前は、もっと友達がいた方がいい、

地域の人と関わった方がいいと

思っていましたが、

確かに家族以外の人と関わると、

刺激的で楽しい反面、

ストレスになることもあります。

無理にたくさんの人と関わらなくても

その場その場で弱い結びつきでいいので、

自分の好きな人と関わればいいんだと

思い直して、気が楽になりました。

 

 幸福について考えたい人、

人生をどう進めばいいか迷っている人に

読んでいただきたいです!!

 

幸福の「資本」論 あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」 [ 橘 玲 ]

価格:1,620円
(2018/7/11 17:57時点)
感想(1件)

 

odayakaniikiru.hatenablog.com

 

 読書大好きです。

ほかにもこんな本を読んでいます。

漫画ばっかり。恥ずかしい。。

 

odayakaniikiru.hatenablog.com

odayakaniikiru.hatenablog.com

 

私のバイブル、るきさん

f:id:ssu-chan:20160117142243j:image

るきさんは1988年から1992年に雑誌「Hanako」に連載されていた漫画。

 

5年前位に古本屋さんで買った。

買ったその日から憧れの人になった。

 

多分、るきさんは今の私と同じくらいの歳。

私もるきさんのようにふわふわと自分がいいと思ったように生きているかな。

 

事あるごとに読み直したい。そんな本。

 

 

るきさん [ 高野文子 ]

価格:626円
(2016/1/17 12:22時点)
感想(32件)

これも気になっている。

ドミトリーともきんす [ 高野文子 ]

価格:1,296円
(2016/1/26 19:14時点)
感想(9件)

 

odayakaniikiru.hatenablog.com

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
 ↓押してくれるとうれしいです!(^^)!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ミニマリストへ
にほんブログ村
にほんブログ村 家族ブログ 子供なし夫婦(夫婦二人)へ


ミニマリズムランキング

子供なし夫婦ランキング

にほんブログ村 ライフスタイルブログ ミニマリストへ
にほんブログ村

ミニマリズムランキング