おだやかに暮らす

子なし妻のなにも産まないブログ

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2024年2月に読んだ本は15冊。おすすめを紹介します〜


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こんにちは。
子なし妻のすーです。
生産性なく毎日を過ごしています。

 

毎月読んだ本を公開し、おすすめ本を紹介しています。

 

2024年2月は15冊の本を読みました。

こちらの全15冊です。

 


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その中で読んでよかった☆4と☆5の本を紹介します。

 

 

 

 

今年から月ごとにテーマを決めて本を選ぶことにしました。

 

2月は「生活」です。

このテーマで、


・「お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか」

・「一生自由に豊かに生きる!100歳時代の勝間式人生戦略ハック100」

・「ちょっとフレンチなおうち仕事」

・「これからの人生を豊かにする時産 時間と心に「余白」が産まれる暮らし方」

 

・「神・時間術」

・「小さな暮らしのはじめ方」

・「缶詰ひとつで養生ごはん」 

を読みました。

 

1.「ちょっとフレンチなおうち仕事」タサン志麻著

フランス人の夫を持ち、築60年の古民家に住む伝説の家政婦・志麻さんが暮らしについて書かれた本です。

 

私の気にいったのは、フランス料理について書かれているところです。

レストランで食べるようなかしこまったフランス料理でなく、家庭のフランス料理のコツが書かれていて、普段の料理の参考にしたいと思いました。
おおげさなことをやるのではなく、丁寧にやることの大切さが伝わってきました。

 

例えば、、、

・肉や魚に下味を付けるときは表面についた水分をキッチンペーパーできちんと拭くことが大事。
・フレンチでは炒めない。焼き付ける。
油はしっかりひいて、最初は強火。
焼けてきたら火を弱めるが、弱火にはしない。
肉は上から見て縁が白くなるのを見極める。
・煮込みのときも肉はしっかり焼き付ける。
こびりつきがうまみの素なので、捨てずに煮込みに使う水分を加えて煮込みのソースに使う。



 

2.「『普通がいい』という病」泉谷閑士著

普通で生きなくてもいい、自分らしく生きていこうぜという提言をしている本です。

 

著者の考え方は、仏教的な中道の考え方が多いように感じました。
少し難しい部分は、図や絵になって示されているので、視覚的にわかりやすくなっています。
新しい視点があって、人生の方向性に迷った時に何度も読み返したくなる本でした。

 

参考になった部分

・言葉の裏にある価値観を取り除いてみる。

本当にそうなのかという疑問を持つことが大事。
「普通」は辞書だと、ありふれている、珍しくないという意味だが、

裏には「いいこと、幸せなこと」「多数派」「標準的な、社会適応している」という価値観があるのでは?

 

・マジョリティ≒普通はみんなが通っている大通りを歩いている感じ。安心。自分で判断しなくてもいい。
マイノリティは自分で判断しながら道なき道を行かなければならないけれど、自由がある。
人はそれぞれ違うのだからそれぞれの道があるはず。

大通りは不自然。
大通りの不自然、不自由を打ち消すのにマジョリティは徒党を組んでマイノリティに対して「私たち正しいわよね。あの人はちょっと変よね」と言っているのでは?

 

 

3.「紀ノ川」有吉佐和子

明治時代に和歌山に生まれ育った花を中心に、子の文緒(大正)、孫の華子(昭和)を通して、時代の移り変わり、女性と社会の関わりを描いた作品。


私の義実家は和歌山なので、話言葉や食べ物(駿河屋のまんじゅう、富有柿・・・)、地名(岩出・・・)、和歌山城やぶらくり町が聞き覚えがあるもので、読んでいておもしろかったです。


私は強い女性の話が好きなので、この小説は大好物でした。
主人公の花は明治時代の女性の見本のような夫をかいがいしく世話する一方、自分の野心のために夫を動かすような女性(に見えました)。
その母を反面教師とした文緒は、「女性でも自立していく時代だ」と大口を叩きながらも、実家のお金を頼りにする女性。
孫の華子は、花の隔世遺伝を受け継いでいるような女性。

花に親しみを感じ、受け継がれてきたものを客観的に捉えています。

 

女性が直接的に外に出ていないながらも、家の中のやりとりを通して、間接的に社会に貢献してきたこと、こまごましたやりとりを通して考えが次世代に繋がっていくさまが丁寧に描かれていておもしろかったです。

三世代を見ることで、時代の流れを感じることができるんですよね。

 

・「原始社会の母系家族は自然やったんやと思いませんか。いざとなって頼るのは、男の家やのうて、女の実家方ですよ。」
・紀本家の豊乃から、花へ、そして文緒から自分へと確かな絆が力強く繋がれて、花の胸の鼓動が直に華子の胸に響いているのを、華子は感じたのだ。

 

 

 

4.「太陽の坐る場所」辻村深月

高校卒業から10年。

クラス会で再会した仲間たちの話題は、人気女優となったクラスメートの「キョウコ」のこと。

彼女を次のクラス会に呼び出そうと目論む常連メンバーだが、彼女に近づこうと画策することで思春期の幼く残酷だった“教室の悪意”が、まるでかさぶたを剥がすようにじわじわと甦り、次第に一人また一人と計画の舞台を降りてゆく……。

28歳、大人になった男女5人の切迫した心情をそれぞれの視点から描き、深い共感を呼び起こす。

圧巻の長篇心理サスペンス。

Amazonのあらすじより

 

ネタバレになってしまうから省略しますが、途中で自分が勘違いしていたのに気がつき、驚きます。

そこまでの部分を読み返しちゃいます。

 

私は女子高でこんなふうに男女が絡むカースト制を経験していないけれど、なんとなくこの小説が描いている思春期の、自意識過剰な高校のクラスの感じがわかります。
共学の人はもっとよく分かるし、心が痛む人がいるかもしれません。

何はともあれ驚きあり、共感あり、振り返る苦しさありでおもしろかったです〜!

 

 

まとめ

2月の読書テーマは

「生活」でした。

 

このテーマの本をまとめて読んだことで、自分がこれからどういう生活をしたいか、

どういうことを重視したいか、

などを考えることができました。

 

私は、仕事はやりがいとかはあまり考えず、きっちり仕事として終わらせて、

プライベートは好きな人たちとゆっくり、気楽に過ごしたいと改めて思いました。

 

ただ、安心してプライベートを過ごすためにはある程度のお金の余裕は必要。

人生100年時代に安心して過ごすためには、世の中の流れを見て長く働ける仕事を細々とでもいいのでしていくこと、健康に投資することが必要だと感じました。

 

また、考えなくお金を使っていたら仕事をしていてもきりがないので、小さな生活をしてメリハリのついた家計で暮らしていきたいなと思いました。

 

ブクログは感想や評価が入れられてとても便利ですよ。
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本を読む時間がない時は耳の読書もいいかもしれませんよ~!

 

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