こんにちは。
子なし妻のすーです。
毎日、生産性なく過ごしています(・∀・)
先日、ちきりんの「ゆるく考えよう」という本を読みました。
その中に「運命と戦うか受け入れるか」という章があり、これってまさに不妊治療をするかしないかの判断基準に適した考え方だなと思ったので、私の考え方を含めてシェアしたいと思います。
1.ちきりんの考え
ちきりんの考えは
運命なので、結果は変わらないことが多い。
結果は変わらないが、戦うか、受け入れるかによって人生は大きく変わる。
大きく変わる部分は、結果ではなく、経過。
戦った経過がほしいなら戦う。
受け入れて、他のことに時間やお金を使いたいのなら受け入れる。
勝ち目があるかではなく、経過をどうしたいか(=自分の人生の時間をどう過ごしたいか)で選ぶべき。
というものでした。
2.ちきりんの考えを不妊治療するかの判断基準にするなら…
この考え方は、不妊治療をするのか、はたまたどこまでの治療をするのか、何回まで(いくらまで)するのか決断するのに役立つ考え方だなと思いました。
不妊治療中は、
何%が人工受精で着床して、
何%が採卵できて、
そのうち何%が受精できて、
そのうち何%が妊娠して、
そのうち何%が出産する…
というようなパーセンテージを頼りにして判断することが多いと思います。
でも、30%が体外受精で妊娠できるとしても、なぜか自分は30%に入れるんじゃないかと考えてしまうんですよね。
私はそうでした。
30%といったら過半数は妊娠できないのに…。
公平な見方ができなくなってしまうんです。
ならば、パーセンテージで考えるのではなく、
運命(普通妊娠できない)と戦って、努力(=不妊治療)したという経過を手に入れるか、
運命を受け入れて時間やお金を他に(仕事や旅行など)費やすか、
を判断基準にしたほうがいいのではないかと考えます。
前者なら不妊治療をする、
後者なら不妊治療をしないという判断になります。
そうすれば、
不妊治療をして子どもを授かるという結果が得られなかったとしても、不妊治療をしたことによって不妊治療をしたという経過は必ず手に入ります。
それで目的達成です。
結果重視だと結果が手に入らないと辛い迷路に入り込みますが、経過重視ならやったら手に入るので、スッキリします。
不妊治療をやらないと判断した場合でも、子どもの優先順位を上げず、自分自身やその他のことを重視する人生を選んだんだと納得感があると思います。
どちらがいいということもありません。
3.私の考え
私自身、不妊治療を10年近く、顕微受精までしました。
そして、結果的には子どもは授かれませんでした。
私は以前にブログに書いた通り、不妊治療したことに後悔はありません。
いろいろ考えられたし、得たものもあったからです。
でも、不妊治療真っ最中は子どもを授かるという結果重視だったため、結果が得られないことに対して、悲しい感情でいっぱいでした。
今、不妊治療真っ最中の方や悩んでいる方は、運命と戦うのか、受け入れるのかという考え方を取り入れていただいて、少しでも気楽に不妊治療に取り組んでもらいたいなと思います。
参考になればうれしいです(^^)
子なしの気持ちが言語化されていて、子なしにも、子持ちにも読んで欲しい本
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
↓押してくれるとうれしいです!(^^)!
にほんブログ村
ミニマリズムランキング
子供なし夫婦ランキング