こんにちは。
アラフォーDINKSのすーです。
ストレスなく、おだやかに暮らすことが心がけています。
私は20代後半から30代後半まで不妊治療をしていました。
約10年、最初は訳も分からずゆるゆるでしたが、後半は体外受精等の高度医療まで経験しました。
その過程で、色々学びがありました。
なので、子どもは授かりませんでしたが、全く無駄だったとは思っていません。
そのことをまとめたブログがこちら。
不妊治療の中で32歳でフルタイムの正社員(残業たくさん)を退職し、半年間無職で過ごした後、週4日の契約社員(定時上がり)で働き始めました。
フルタイムの正社員を退職するかは本当に悩みました。
でも、私は結果的にやめてよかったと思いました。
後悔はしていません。
今回は不妊治療中の方に向けて、仕事を辞めても大丈夫な理由を書いていきたいと思います。
1.私のこと
私は22歳で就職し、同じ会社で10年働きました。
仕事内容的には好きでしたが、不妊治療との両立ができませんでした。
やめる際に悩んだのは
①辞めたら不妊治療のことばかり考えてしまうのは精神的によくないのでは?(精神的な問題)
②今まで共働きでやっていたのに1馬力で生活できるのか?(金銭的な問題)
③辞めて妊娠・出産できなかったときに同じような条件で再就職できるのか?(その後の生きがいの問題)
に大まかに分けられます。
一つ一つ掘り下げていきます。
2.精神的な問題
①辞めたら不妊治療のことばかり考えてしまうのは精神的によくないのでは?(精神的な問題)
在職中は時間のやりくりは大変ですが、仕事中は不妊治療のことを考える暇もありません。
治療がうまくいっていない時はそれが救いでもありました。
うまくいってなくてウジウジ考えていても仕事中はそんな考えからも解放されるからです。
退職したらいくらでもウジウジ考えてしまうのではないかと不安でした。
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考える時間は確かに増えますが、退職しても家事の分担が増えたり、やることがそれなりにあるので、そんなに際限なく考えすぎてストレスになることもありません。
もし、考えすぎてストレスになってしまうようなら散歩に出たり、図書館に行ったり、映画鑑賞したり、自分で工夫することで対策ができると思います。
私の場合、不妊治療のことをよく調べて先に進みたい気持ちがあったので、色々調べる時間ができて良かったと思いました。
ストレスも退職してからの方が減りました。
考え過ぎてしまうストレスより仕事と病院のやりくりや仕事自体のストレスの方が勝っていたので、ストレスは確実に減りました。
3.金銭的な問題
②今まで共働きでやっていたのに1馬力で生活できるのか?(金銭的な問題)
今まで共働きで稼いでいた夫婦が不妊治療でが原因で退職するか悩んでいる場合、一番心配なのは金銭的なことじゃないかなと思います。
今まで2人の稼ぎで生活していたのに1人分の稼ぎとなると収入は1/2くらいになってしまう場合もあると思います。
また、不妊治療にもお金はかかります。
不妊治療のために退職をしたのに、お金がなくて治療ができないなんて本末転倒になってしまいますね。
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我が家の場合も心配でしたが、問題はありませんでした。
収入は1/2ぐらいになりますが、支出は退職前よりだいぶ減ったからです。
共働きの時は家賃は夫の給料から、食費は妻の給料から…と複雑で家計管理できていませんでした。
退職すると支出は一人の給料からしか出せないので、家計管理がシンプルになり、無駄が分かり、支出が減ります。
また、時間ができるので節約もできます。
我が家は2人とも残業をして帰った日は外食をしたり、お惣菜を買ったりしていましたが、退職すると時間ができるので、基本的に自炊になり、健康にもいいし、節約にもなりました。
時間ができるとお得な情報も調べられます。
夫婦で年間約15万円くらい節約できました。
そして、一人分の給料でやっていかなくては!という気持ちに夫婦2人ともなり、力を合わせて節約するので、ここでも支出が減ります。
もし、家計管理しても1人分の稼ぎで夫婦2人が生活できないなら不妊治療はその後の生活が大変になるのでちょっと考えたほうがいいと思います。
運よく子供が授かれたとしても、子供が生まれる前に産前産後休業、その後は育児休業で給料は100%もらえません。
また元気な子が生まれればいいですが、そうでない場合、不妊治療で退職しなくても育児と両立できずに退職することになってしまうかもしれないからです。
1人の稼ぎで2人で生活できないのに3人、4人の生活は無理でしょう 。
家計管理をして1人分の稼ぎで生活できそうならば、不妊治療のために退職するのはありだと思います。
子供を授かれれば一人の稼ぎのまま生活をし、子育てが一段落して、気が向けば働き始めればいいと思います。
授かれなければ2人家族ならお金はあまりかからないので、1人の稼ぎのまま生活をしてもいいし、働きたければ働けばいいと思います。
4. 生きがいの問題
③辞めて妊娠・出産できなかったときに再就職できるのか?(その後の生き方の問題)
今までフルタイム正職員で働いていて、それなりに責任のある、やりがいのある仕事をしてきたけれど、一回退職したら再度同じような条件の仕事に戻れないんじゃないか、生きがいがなくなってしまうんじゃないか、アイデンティティーがなくなってしまうんじゃないかと思って、退職を躊躇している方もいると思います。
ましてや不妊治療を経て妊娠できる人の方が割合が少ない現実。
子供を授かれば、子供を育てることが生きがいになるかもしれませんが、子どもを授かれなければ子供育てることもなく、仕事も生きがいにすることができなくなってしまうんじゃないかと不安があると思います。
私もそうでした。
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この点についても問題ないと思います。
不妊治療はずっと永遠にやるわけではありません。
諦められないかもと心配な人は2年とか期限を設けて、不妊治療の終了日をあらかじめ決めておくのがいいと思います。
現在転職が普通の世の中です。
不妊治療が終了したらまた働けばいいんです。
今まで責任のある、やりがいのある仕事をしていた人は今までの実績があるので、一定期間仕事をしていなくてもまた同じような仕事に就けると思います。
同じような仕事に就けない人は今働いているところが今の自分の能力よりも上の仕事で、今がラッキーなだけで退職した後、同じような仕事に就けない事が損というわけではありません。
自分の能力に見合った仕事をすればいいと思います。
また今までやりがいのある仕事をしてきたと思える人は一旦退職してまた働く時に正職員でなくても、またそう思えると思います。
やりがいのある仕事と思えるかどうかって正社員とか パート、アルバイトという立場で変わるわけではなく、その人の心の持ちようだと思うからです。
5.不妊治療で仕事を辞めても大丈夫・まとめ
不妊治療を理由に退職するか悩むのは3つの問題があるからだと思います。
①精神的な問題
時間ができて不妊治療のことばかり考えてしまいストレスになってしまうのでは?
→ 家事や他にやることが増える。考えすぎてしまうストレス<治療と仕事のやりくり、仕事自体のストレス
なのでストレスは減ります。
②金銭的な問題
共働きから1馬力になると収入が減り、生活ができなくなるのではないか?
→家計管理ができるようになり、無駄が減る。
時間ができて節約できる。
結果、支出が減るので、生活はできます。
③生きがいの問題
一旦退職してしまうとやりがいのある仕事に戻れなくなるのではないか?生きがいがなくなってしまうのではないか?
→不妊治療は期間限定。
退職してもまた働けばいい。
自分の能力に合った仕事は見つかるし、やりがいは気の持ちよう。
以上は私の考えですが、不妊治療を理由に退職するか悩んでいる方の参考になればなと思います。
私も長いこと悩んで結果退職しましたが、退職して後悔はしていません。
子供を授かれませんでしたが、できるだけ若いうちに納得するまで不妊治療できてよかったとさえ思っています。
悩んでいる人は悩む期限を決めてとことん悩んでその後は次に進むようにしましょう〜!
(これがなかなか難しいんですけれどもね…)
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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— すー (@8Suu4) 2021年12月1日