こんにちは。
子なし妻のすーです。
生産性なく毎日を過ごしています。
数えられるだけでも今年2023年(2023年11月末まで)に62本の映画を観ました。
今回は今年観た中でよかった映画ベスト3を紹介します!
第3位「善き人のためのソナタ」
あらすじ
秘密警察による反体制派への監視が行われていた冷戦時代の旧・東ドイツ。
秘密警察局員のビースラーは、ある日“反体制派”と目される劇作家ドライマンを監視するように命じられる。
ドライマンの家に盗聴器を仕掛けたビースラーだったが、彼の部屋から聞こえてきたピアノ曲「善き人のためのソナタ」に心を奪われてしまう……。
(映画.comより)
体制に忠実に従うビースラーは体制に逆らったら自分がどうなるか痛いほど分かっているのに、体制に批判的なドライマンと恋人のクリスタのことを上に報告しないのは、2人が眩しかったからだろうな〜。
体制に盲目的に従っていたけれど、2人の関係や周りの人との関係を知るにつれて、自分の信じていたものが本当か考えるようになったのかもしれない。
そんなビースラーの心の移り変わりがはっきり描かれいる作品ではないんですが、静かな変化が徐々に表面化していきます。
ラストは、ベルリンの壁崩壊後、自分が盗聴されていた事実、それを隠していてくれたことを知ったドライマンが、ビースラーと直接話さずに本を書いてお礼を伝えるんです。
そんなところが芸術家らしくてにくい!
最後にビースラーがドライマンの本を「僕のための本です」という所がよかったです。
静かな映画で、ひとりの人の心の中をじっくり描いています。
観たあとにじわじわ心に温かいものが広がるような作品です。
第2位「旅立ちの時」
あらすじ
17歳の少年ダニーは両親とともに逃亡生活を送っていた。
反戦活動家だった両親はベトナム戦争当時に事件を起こし、そのかどで指名手配されていたのだ。
そんなダニーはニュージャージーの小さな町で音楽教師に才能を認められ、その娘ローナと心を通わせていく。
しかしかつての同志が警察に逮捕されたことから、ダニーの一家は窮地に追い込まる……。
大人へと成長していく少年をリバー・フェニックスが好演した感動の青春映画。
(映画.comより)
恥ずかしながらリヴァーフェニックスを知りませんでした。
知らないかったけれど、リヴァーフェニックスはとても素敵でした。
切ない目がレオナルド・ディカプリオと通ずる所があります。
(ディカプリオ大好き♡)
長男のリヴァーフェニックスが主人公なんですが、私は年齢的にお母さんに感情移入しちゃいました。
ずっと家族みんなで一緒にいたい、守ってあげたい。
けれど、子どもを巻き込むわけにもいかない、子どもの幸せを考えないといけない・・・。
そんな相反する気持ちが辛かった。。。
捕まる危険からずっと会っていなかった自分のお父さんに子どもを託すシーンが泣けました(T_T)
第1位「きみはいい子」
あらすじ
2013年本屋大賞で第4位にも選ばれた中脇初枝の同名短編小説集を映画化。
5つの短編から成る原作から、「サンタさんの来ない家」「べっぴんさん」「こんにちは、さようなら」という3編を1本の映画にした。
真面目だがクラスの問題に正面から向き合えない新米教師や、幼い頃に受けた暴力がトラウマになり、自分の子どもを傷つけてしまう母親など、子どもたちやそれに関わる大人たちが抱える現代社会の問題を通して、人が人を愛することの大切さを描き出す。
(映画.comより)
このブログを書くにあたってあらすじを初めて読んだのですが、3つの短編小説が1つの映画になっているんですね。
最初から1つの話だと思っていました。
映画では、それぞれ関わり合っていて、つながっているように感じました。
3つのお話は、虐待、ネグレクト、障害児教育など子どもに関わる問題が提起されています。
どの話もニュースでよく聞く話ですが、ニュースのほんの2.3分だけでは扱えない、深く、根深い問題なんですよね。
感情があふれて、何回も泣いてしまう映画でした。
見終わった後、他人に優しく接することのできる余裕のある世の中になるといいな〜と素直に思いました。
無理なく私にできることはないかなと探したい気持ちになりました。
池脇千鶴のようなママ友や、おばあさんや、障害児教室の先生のように他人を優しく見守れる人になりたい!
そういう人が増えていけば、ラストシーンのような桜の花びらが舞い散るような世の中になるのではないかな、と。
それにしても池脇千鶴はどんな映画やドラマに出ても視線を集めてしまうすごく魅力的で怖い女優さんだと改めて思いました。
最初はママ友からちょっと浮いているイタいお母さんと思いきや、芯のある女性でという役がピッタリハマっていました。
3本とも映画館ではなくて、家で観ました。
た〜まに動画配信サービスにスポットで入って観ています。
長期の休みの時に映画を1日3本とか一気に観たりしています。
今までAmazonプライム、U-NEXT、Hulu、netflix、AMEBAプレミアムなどに加入しました。
映画館で映画を一人で一本見るくらいの値段以下で1か月動画配信サービスを楽しめると思うととてもいい世の中ですよね☆
動画配信サービスに入って楽しむというのもコロナの自粛期間の影響です。
今までは長期の休みは実家に帰省したり、旅行に行ったりしていましたが、コロナ禍はなかなか難しいので動画配信サービスに入って楽しむことを覚えました。
もうすぐ始まるお正月休みもどこも行かない予定なので、映画を楽しむ予定です。
またいい映画があったらブログで紹介したいと思います!
U-NEXTは映画が豊富でした。
観たいのがたくさん。
おすすめ◎
恋愛リアリティショー好きなので、ABEMAプレミアムは楽しかった。
韓国版テラスハウスの「ハートシグナル」がおすすめです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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